4日目: 引っ越しの手続きで火災保険が必要になる。
火災保険
部屋を借りると火災保険はほぼ必須となる。
万が一は起こらないに越したことはないけど、考えておかないと怖い。
内見で不動産屋の担当者さんが、「うちでも保険の加入ができますが、ご自宅やお知り合いの保険で入っても大丈夫ですよ」と言われた。
不親切な不動産屋だったら、そんなことも言われないのかもしれない。
口頭で聞いた値段は高かったので、ネットで調べるとネットのみで完結するものもあり、そちらで加入することにした。
お金の勉強
それにしても、保険というかなり高額の商品に関しても、社会人になって初めて自分で調べて勉強しないといけないというのも、大変な話だとつくづく思う。
保険に限らず、お金に関することで言えば、年金制度、住宅ローンなど、社会に出たらすぐに必要な知識なのに、ほとんどは分からないままなんとなく言われるがまま加入したりする人も多いかと思う。
こういうことを学校で教えて欲しいと思うけど、まあ、それは無理な話か。
学校というものの成り立ちは、近代に入って工業化し、それまで家庭で仕事や勉強を教えていた子供たちを一つの場所に集めて、工場で時間を守り、言われた仕事をする人間を育てるシステムである、とイギリスの作家か誰かが言っていた。
まあ、本当にその通りである。
上からの命令に従順に従う子供を育て、いかに効率よく利益につなげるか、という、これぞ資本主義なんである。
「アナログ」先進国
で、火災保険。
保険会社によって、ネットで完結するところもあれば、代理店を通さなければいけないところもある。
私の場合は、別の保険で個人賠償責任保険に入っているので、それと重複しないような商品に加入したい。
目ぼしいものを見つけたが、そこは代理店を通さなければならない。
契約までに保険証券が必要なので、とても面倒&間に合うのか?という状況。
しかし、コロナになってあれもこれもオンラインで済むようになっているのに、
(というか、日本が「アナログ」先進国なので)
今だに対面とかどうなんだ・・・とがっくりする。
これに限らず、いや、それオンラインで良くない?ということが数多ある。
効率がいいという問題以前に、単に今までのスタイルを止めたくないということなんでは?
あと、日本人特有の、「一度決めたら止められない」というやつか。
思考が止まるって怖い。
自分も意識して生きていかないと、本当に奈落まで落ちそうで怖い。
自分で情報を探して、考えるという基本が恐らく日本人には足りない気がする。
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